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カバー楽曲から見る個性、オリジナリティについての考察

音楽制作全般

「この音楽はすごく個性的だ」「もっとオリジナリティを出したい」

こんな言葉が今でもちらほら聞こえてきますが、個性とはなんぞや、オリジナリティとはなんぞやをカバー楽曲から考察してみました。

カバー楽曲とは?

念のため説明すると、別アーティストの楽曲を他アーティストが演奏、発表する事ですね。

オリジナルのアレンジをしてる事がほとんどです。

カバーとコピーは何が違う?

カバーは独自のアレンジしている事。

コピーは音符やリズムを原曲のままなぞっている事ですね。

「歌ってみた」「弾いてみた」は特にアレンジ等してなければコピーになります。

実際に聞いてみよう

「独自のアレンジ」って何?という所ですが、実際のアーティストの楽曲を聞いてみましょう。

1曲に絞って、昔から色々な人がカバーしているボブディランの”All Along The Watchtower”を聞いてみましょう。(邦題は「見張り等からずっと」)

原曲はこちら

Bob Dylan – All Along the Watchtower (Audio)

かっこいいですね。アコギとモータウン系のリズムとハーモニカ、ディランの歌声が語りかける様に刺さってきます。

続いてはジミヘンドリクスバージョンです

The Jimi Hendrix Experience – All Along The Watchtower (Audio)

曲の構成は保ちつつもエレクトリックな仕上がりです。

ディランも「この曲の半分はジミの物だ」と言わしめたレベルです。

途中のサイケな雰囲気もいかにもジミヘンドリクスらしいですよね。

次はアイルランド出身のロックバンドU2です。

U2 – All Along The Watchtower – 11/12/1987 – Justin Herman Plaza (Official)

個人的にはU2バージョンはお気に入りです。

ロックバンド形式でのアレンジ、後半のシャウトは原曲にはないアレンジですね。

次はBryan Ferry です。

Bryan Ferry – All Along the Watchtower [2007-02-10 London]

こちらもバンド形式のアレンジですが、U2と全く雰囲気が違いますね。

アダルトな色気が満載です。

女性コーラスを入れている所も違った曲調にさせています。

共通してる言える事

カバーしている方々で、「すごいな」「かっこいいな」と思えるのに共通してるのは、

自分の曲にしてしまっている所なんですよね。

原曲は誰々の曲だけど、そのアーティストの色が完全に出ています。

改めて個性やオリジナリティとは?

個性を求めて奇抜な事をしても、その人の色が出ているか、というと違います。

他者と比較した上での個性やオリジリナティを求めるのではなく、

自分の中にあるフィルターを通すことの方が大事です。

作曲家としてはどうなの?

作曲家としては、個性を出さない事も大事です。

依頼を受けたり、提供する楽曲の世界観を大事にします。

切ない感じのバラードな世界観の楽曲なのに、自分のオリジナリティはデスメタルな曲調なんだと言って取り入れたら「イメージと違う!」となってしまうので。

わからなかったら人に聞いてみよう

自分で自分の事って結構わからないですよね?

手っ取り早いのは曲や歌を人に聞いてもらって感想を言ってもらいましょう。

全員じゃなくても親しい人で良いです。

Twitterで投げかけるのも良いと思います。

自分では気付けない魅力が見つかるはずです。

組み合わせる事で出るオリジナリティもある

組み合わせは結構面白いです。

ロックと三味線、とかジャズとヒップホップとか。

既に確立された物同士でも組み合わせる事で新しい物になる。

アイデア次第ですね。

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